2017.01.25

初富士をドローンで見たかった(第1回)

遅れてきた正月企画。ドローン空撮に必要な準備、知ってますか?

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  • あけましておめでとうございます。と年始の御挨拶をするには既に時間が経ってしまった、今日この頃ですが、今回より数回にわたり記事を担当させて頂く、デジタル・マーケティングセンター パフォーマンス・マーケティング部の冨岡です。

    昨年デジタル領域に異動してきたばかりなので、業務の中でコードを書くスキルが必要なのか?とか想像していたらまさかのブログ記事執筆業務を任されました。ここ半年で読んだ本は雑誌数冊程度の私ですが大丈夫でしょうか!?

    と言っていても仕方ないので、生まれ変わったテックのように漢・冨岡も生まれ変わり、テックイチのライターとして大成していきたいと思います。

    さて、BAEスタートを記念したコンテンツとして、今回はこのような企画を実施していきたいと思います。

    今回はそのpart1をお送りします。

    昨今ドローンをはじめ、主観視点映像、360°映像・写真など、 最新の撮影機材、プロダクトが沢山でてきて話題になっています。

    新電通テックとして生まれ変わった我々は新しいことへの「チャレンジ」が大好物。

    これはやってみるっしょ、富士山撮るっしょ、ドローン使うっしょ、という企画です。

    ちなみに僕はドローンを使った撮影はおろか、動画制作も初めての経験です。
    これは大好物づくしですなぁ。(これがチャレンジャーズハイという状態です。)
    そうと決まれば、すぐに「富士山 絶景」と検索して、映像の方向性を決めます。

    富士山って、高いとこ登った時に「あっ、富士山みえた!」とか、地図とか観ながら「あ、富士山ここや!」とか、良く見てる気はするのですが、身近すぎて富士山主役で景色を撮りに行くっていうのは個人的に初めてで、調べてみると絶景ポイントが結構あることに驚きました。

    そんなことを思いながら探していると、某テレビ番組で絶景を競い合ったという絶景ポイントを続々と発見。

    今回は以下の2カ所に絞りました。
    ・河口湖大池公園
    ・富士吉田市新倉山浅間公園

    よっしゃあ!行くぞ!撮影に行くぞ!!!と乗り気になった編集チーム!

    ・・・・しかしここで1つの問題に気づきました。

    iPhoneのビデオ機能もろくに使いこなせない私達がいきなりドローンを扱えるわけもなく、ドローンの性能とか撮影許可の取り方とか準備についても、何から何までわからないことだらけです。

    これは専門家に聞いてみるしかない!

    私達、新電通テックには強力なサポートをして下さる協力会社さんが数多くいらっしゃいます。(皆様、いつも本当に有難うございます。)

    ということで、今回はweb動画のプロフェッショナル集団であるMONSTER DIVE (モンスターダイブ)さんに取材をさせて頂き、ドローンを使った映像撮影について聞いてみました。(お忙しい中、本当にありがとうございます!)

    こちらのイケメンが代表取締役の岡島さん(写真左)と、さわやかBOY 映像・スタジオ事業部の押谷(写真右)さんです。岡島さんのApple Watchがかっこいいですね。

    岡島 将人 Okajima Masato/日本大学理工学部卒。大学在学中にCGクリエーターとして活動。卒業後、Webコンサルティング&開発会社、Webメディア運営会社を経て、2009 年にMONSTER DIVEを設立。「オタク+職人=MONSTER」を標語に、Webと映像のプロダクション・カンパニーとして、幅広くクリエイティブ&テクノロジー業務を展開している。

    押谷 悠佑 Oshitani Yuusuke/株式会社MONSTER DIVE 映像・スタジオ事業部所属。インターネットユーザーに向けたライブ番組の中継や配信、ウェブ動画の制作などを数多く手がける。同社入社後、ドローンと出会い、現在はディレクターとしてだけでなく、ドローンカメラマンとしても活動している。

    言わずもがなですが、モンスターダイブさんは、

    「「職人的なこだわり意識と、オタク的な探究心」を持つ “モンスター”プロフェッショナル&スペシャリストが集結したWebと映像のプロダクション・カンパニー」

    で、今回のドローン動画についても制作実績豊富な、まさにプロフェッショナル!

    今回の撮影にもご協力いただけるとのことで、撮影したい動画のイメージをお伝えしつつ、ドローンという撮影手法について、撮影準備について伺っていきます。

    冨岡

    早速ですが、今回ドローンを使って動画を撮影してみようと思っているのですが、モンスターダイブさんはドローンという映像表現方法をどのようにとらえていますでしょうか?

    岡島さん

    僕らはドローンだけでなく、もちろん地上からの撮影もおこなっているんですが、大きく何が違うのかというと、実は基本的にはそれほど変わらないんですよね。

    僕らの仕事でもドローンオンリーで映像を撮ることってあんまり無くて、例えば建物を撮るときに、「クレーン入れて撮る」とか、「レール入れて撮る」とかの手法の一つとして、「ドローン入れて撮る」があるという感じです。
    ここ2、3年は流行り物としてドローンで撮りたいという依頼もあったりしますが、今後はどんどん当たり前になって、「こういう画が欲しいからドローン使いたいだよね」となってくるのかなと思います。

    あと、ヘリを飛ばすと費用がかなりかかったり、あまり低いところでは飛ばせなかったりするので、 「地上で撮れない、でもヘリほどでもない」という中間点という意味で、容易に撮れるようになったり、今まで見れなかった画が撮れるようになったのかなと思います。

    冨岡

    クレーンやレールなど手法の一つとしてドローンがある、ということで、見る側からはあまり区別がつかないのですが、どのように使い分けているのでしょうか。

    岡島さん

    屋内では、よっぽど天井が高いとか、中が広い建物でない限り、あえてドローンを飛ばす必要はないと思っていて、ドローンでしか撮れない場合ドローンを使う、という感じですね。

    例えば水の上とか、レールがひけないところでドローンを使います。

    冨岡

    今回はまさにドローンならでは、といった画を撮りたいと思っていて、 早速ですがイメージを伝えられればと絵コンテを書いてきました。

    致命的に絵が下手で恐縮なのですが、イメージはドローンならではの映像になるように、 水辺をはうように飛びながら、少しずつ上昇し、上がっていく感じをだして、富士山を映す、という感じにできればと思っています。

    最初から富士山は画面に収まっているので、単純に上がっていくだけだと単調な感じになってしまうかなと思ったりして、水面を這うとかドローンらしさも入れていきたいと思っています。

    絵コンテ(冨岡作)
    結局PCに頼る冨岡
    岡島さん

    (PC映像を見ながら)こういうのってドローンでしか撮れない画だと思いますよ。
    水の上を走っていって、徐々にリフトアップしていったりするとドローンっぽさは出ますね。

    冨岡

    ドローンを使った撮影で気を付けることとかってあるのでしょうか?

    岡島さん

    ドローンを使った撮影の注意については、まず国土交通省の定めた飛行ルールがあってそれに則って飛行する必要があります。たとえば高さ150m以上は飛ばしてはいけないとか、夜間は飛ばしてはいけないとか。

    それと、連続して飛ばせる飛行時間も注意が必要ですね。
    飛行時間は1つのバッテリーにつき20分程度なので(寒い場所だとバッテリーの消費が早く、10〜15分程度)、これ以上の連続飛行はできないので注意です。

    バッテリー自体は6〜10本程度ストックしていますので、取り替えればすぐに撮影再開はできます。

    あと15°以下の寒い場所だとそもそも動かないことがあるので温めておく必要がありますね。
    これについても僕らは通常、機材車の中で温めているので大丈夫です。

    冨岡

    流行りのドローンを使った撮影にも、高度やバッテリー時間の制限、気温まで、気を付けなきゃいけないことがたくさんあるんですね。

    次回は、ドローン撮影に必要な準備についてもっと詳しく伺います。
    (次回に続く・・・)

    株式会社MONSTER DIVE
    MONSTER DIVE:http://www.monster-dive.com/
    MONSTER STUDIO:http://www.monster-studio.jp/

    Written by:
    冨岡 航