2017.02.10

初富士をドローンで見たかった(第2回)

遅れてきた正月企画。ドローン空撮に必要な準備、知ってますか?

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  • こんにちは。デジタル・マーケティングセンター パフォーマンス・マーケティング部の冨岡です。

    もう2回目の更新です。継続的に記事を書くのってなかなか大変ですね。

    さて、前回は新電通テックとなって、ドローンで動画作っちゃうぞ!とノリノリになった我々がWebと映像のスペシャリストであるモンスターダイブさんに取材をして、ドローンという撮影手法について、注意点を含めて教えてもらいました。

    今回はその続きで、撮影前の準備について聞いていきます。

    冨岡

    次に、ドローンを使った撮影の前には、どんな準備が必要になるのでしょうか?

    岡島さん

    準備に必要なことは3つあります。

    まず、無人航空機の飛行の許可が必要となる空域かどうかの確認(必要であれば国土交通省への申請)。
    これは国土交通省のHPにある国土地理院の地図から確認できます。
    飛行ルールに依らない飛行の場合も、申請が必要です。

    富士山付近のこの辺りの場所なら大丈夫だと思うんですが、もし「人口集中地区」や「航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空域」の場合は申請が必要になります。

    経験値で言うと人が多い場所や夜間の飛行は申請が通りづらいです。
    人が多いとその分危険なのと、夜間はドローン自体が視認できないので危ないからです。

    冨岡

    なるほど、、
    国土交通省から許可を得るにはどのように申請して、どのくらいの時間がかかるのでしょうか?
    あと仮に申請書が必要だった場合、過去の申請書のコピーなど頂いて参考にさせて頂けますでしょうか?

    岡島さん

    許可が必要な空域か確認するのに国土交通省の方にメールでご連絡します。
    国土交通省の方々もお忙しいので電話だとつながらないこともあり、メールの方がレスが早いことが多いんです。

    申請が必要だった場合はそこから最短2週間程度(~4週間)かかります。

    それと申請書のコピーなんですが、テクニカルな内容なので、この場でお見せすることはできますが、コピーなどをお渡しすることはできません。
    でも国土交通省のHPに説明があるので、それを読んでいただければわかるかと思います。

    冨岡

    やはり国土交通省から許可を得るには結構時間がかかるんですね。
    ということは、案件としてきた時にはその分の制作期間を見込んでおく必要がありますね。

    申請書を見ると飛行経路や操縦者の飛行経歴、ドローンの性能や細かな仕様まで、テクニカルな内容が並んでいますね。
    もし許可が必要な場合は、国土交通省のHPを参考にしてみます!

    岡島さん

    そして、次に「撮影場所の施設管理者の方への申請」が必要になります。
    当然のことですが、その場所の所有者や管理者の方にも撮影許可を取る必要があります。

    冨岡

    施設管理者の方から許可を得るにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

    岡島さん

    施設管理者の方には撮影の内容を説明して、許可を頂くので、たまに書面で一筆交わすことを求められることもありますが、こちらはそこまで時間はかかりません。

    冨岡

    なるほどですね。
    国土交通省へ確認をとって撮影の目途が立ったら管理者の方へご連絡してみます。

    岡島さん

    最後の1つは「保険の加入」です。

    加入すべき保険には
    ・傷害保険
    ・損害賠償責任保険
    ・ドローン本体にかける動産保険
    があります。

    ちなみに保険への加入状況に関しては国土交通省への飛行許可の申請を出すときにも聞かれます。

    冨岡

    事前準備についてよくわかりました。ありがとうございます。

    次にですが、本日はドローンも持ってきて頂いたということで、見せてもらってもいいでしょうか?

    岡島さん

    もちろんです。

    打ち合わせ中、ずっと気になっていたコレ。(ドローン入ってるんだろーなー。)

    中身は…

    なんと!このように一式入れられるようになっています!(無駄に一眼レフで撮影してるので無駄にキレイに撮れてますね!)

    取り出し中。(全員にピントが合わない感じが一眼レフなんでしょうか。押谷さんブレててすみません。。)

    取り出したらバッテリーやプロペラを装着していきます。

    装着完了!

    最後にコントローラーを準備。

    コントローラーはドローンの操作用と、ドローンについているカメラの操作用で2つあります。
    これによって役割分担ができて撮影に集中できるというわけですね。

    さて、準備ができたところで飛行開始!

    と、いきたいところですが…、会議室でドローンを飛ばすのは危険です。

    なので今回は飛んでるイメージでプロペラを動かしてもらいました。
    これだけのものを浮かせるような高速プロペラは音もすごくて迫力があったのですが、ここはさすがの一眼レフ。しっかり“瞬間”をとらえてますね。全くプロペラが回ってる感じがしません。

    (窓際にてGPSをキャッチ。プロペラ高速回転中。)
    冨岡

    ありがとうございました。
    ここまで大きなドローンを見たのは初めてでした。
    ちなみにこちらを操縦できるようになるにはどのくらいかかったんでしょうか?

    岡島さん

    休日に河川敷とかでこつこつ練習して、かれこれ2機くらい駄目にしました。
    ドローンが今ほど話題になる前は飛行ルールって今ほど決まってなかったんです。

    そのおかげで今ではどこまでは攻めることができて、これ以上はまずいな、というのが判断できるようになりました。

    冨岡

    やはり操作習得にはそれなりの経験が必要になるんですね。
    まだまだ聞きたいことが沢山ありますが、時間がきてしまいました。
    本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

    引き続き、ドローンを使った動画制作についてご協力お願いいたします。

    続く・・・
    (次回はインタビューでお教え頂いた撮影までの準備のまとめを簡単にして、実際に準備を進めていきたいと思います。)

    Written by:
    冨岡 航