2020年1月~6月に公開した記事を対象とした「BAE 2020上半期アクセスランキング」を発表します!
今年の上半期は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、仕事やプライベートなど、さまざまな面でデジタルトランスフォーメーションが急激に進みました。同時に、テクノロジーを活用したソリューションへの期待が高まったことが、ランキングにも反映される結果となりました。
それでは早速、第10位からご覧ください!
Googleが提唱する「パルス型消費行動」とは、日常生活で必要なものは、スマホの普及によって、「欲しいときにその場で買う時代が到来した」ことを言語化したものです。その消費行動を女性視点で紐解き、購買ファネルの変化や、Twitter発の“バズコスメ”などの現象を紹介。SNSとEコマースを組み合わせた「ソーシャルコマース」の有用性を感じさせる、現代ユーザーの消費行動を紹介した記事が第10位にランクインしました。
<第9位>
掲載日:2020.03.24
人気のペットテック。家族の一員である愛犬・愛猫を守るプロダクトが市場拡大の鍵に
IoTやAIによる見守りやケアでペットとの暮らしが変わる
ペットとの生活やコミュニケーションをより安全で豊かにする「ペットテック(ペット×テクノロジー)」の市場が拡大しています。現代では、ペットも大事な家族の一員。その価値観が、市場の拡大、ポテンシャルを高める大きな原動力となっています。記事では市場規模、注目のプロダクトなど、幅広く“ペットテックのいま”を紹介しました。
<第8位>
掲載日:2020.03.27
来店客との対話で売り場に活気を生み、商品や情報の価値を高める「VRプロショッパー」
遠隔地からテクノロジーでプロを派遣。省人化にも繋がる
最近、スーパーや百貨店の売り場などのモニター上において、バーチャルプロショッパー(店頭等で販促を行う販売士)が活躍する例が増えています。記事では、実際の導入事例や効果、相性のいいジャンルや成功のポイントなどを紹介しました。VRアバター自体の注目度が高まっていることもあり、多くのアクセスを集めました。
<第7位>
掲載日:2020.03.04
ガチャブランド「パンダの穴」の独特な企画の作り方 vol.2
第二回「カスツムリ」の企画者が語ります
累計3000万個を突破。2013年に、株式会社タカラトミーアーツとともに立ち上げたガチャブランド「パンダの穴」。その企画者に話を聞くシリーズ第2弾は、「カスツムリ」の裏側を特集しました。実はアートディレクター発のネーミングであることなど、ヒット誕生の過程を紹介した記事は、ユーザーの滞在時間も長く、同プロダクトの人気の高さがそのままアクセス数にも表れた結果となりました。
<第6位>
掲載日:2020.04.03
成功するサブスク、失敗するサブスク。その違いとは?
成功の鍵は、“お得” “悩み解決” “便利”の設計
昨今、さまざまな業界で登場している「定額制(サブスクリプション)」サービス。サブスクは安定的な収益を得られる反面、「継続利用」を促す難しさも存在しています。記事では、設計が命ともいわれるサブスクの成功事例と失敗事例を紹介。“愛され続ける”サブスクを生み出すためのヒントの詰まった記事が、第6位にランクインしました。
Instagramのストーリーズ、TikTokなど、誰でも簡単に投稿できる短尺動画が若者を中心に昨今浸透。ユーザーは短尺動画をどう捉え、一方、企業側は長尺動画とのすみ分けをどう捉えるべきなのか。電通テック クリエーティブディレクター/アートディレクター・隈部 浩をはじめ、独特の世界観で注目を集めるインフルエンサー・あさぎーにょさんなど、さまざまな分野で活躍する4人のクリエーターが意見を交わしました。若年層にとってのスマホは、もはや生活の一部であることや、SNS上で拡散するポイントは「共感」と「驚嘆」にあることなど、動画制作のノウハウが詰まった座談会は、長きにわたり愛され、人気記事となりました。
<第4位>
掲載日:2020.03.24
ビジネス、エンタメ、医療などを拡張する次世代「スマートグラス」の可能性
網膜投影が実現した、フォーカスフリーの世界
なかなか普及に至らなかった「スマートグラス」。しかし2019年のCESを機に、関連プロダクトが各社から登場したことで、注目度が再上昇しました。BAEでは、網膜に映像を直接映し出す、ピント調節不要のテクノロジーに注目。目をスクリーン代わりに使うことで、従来のスマートグラスの抱えるピント調節などの問題点を克服。さらに視力に課題がある人でも使えるため、ビジネス、エンタメはもちろん、医療分野での活用が期待されることを紹介。メガネのIT化がもたらすメリットや効果を届けた記事は、ユーザーの関心度も高く、多くのアクセスにつながりました。
<第3位>
掲載日:2020.03.24
空間の混雑状況をリアルタイムで可視化。人の流れを最適化する新たなソリューション
ユーザーの利便性と施設回遊率を向上させる「VACAN」
店内配置したカメラやセンサーの情報と、AIによる混雑状況の判断で、「空席情報」をサイネージに自動配信するサービスが登場。ユーザーの利便性の向上と、飲食店や人気スポットの混雑緩和に貢献しています。リアルタイムの空席情報というソリューションのポテンシャルは高く、商業施設内の飲食店における席の回転率の上昇や、滞在時間を高める効果もあります。さらに利用状況を可視化することで、施設設備の最適化など、設計にも活用可能。加えて最近では、コロナ禍における“3密”防止にも役立つという、新たな価値も生まれています。シンプルでありながら、効果の高いソリューションに、多くのユーザーが注目しました。
<第2位>
「フードテック」前編後編
掲載日:前編 2020.02.04
掲載日:後編 2020.02.06
(前編)食領域の課題を解決し、食生活に新たな価値を生み出す「フードテック」
(後編)国内フードテックで注目すべきは“食のパーソナライズ化”を実現するソリューション
高まる「フードテック」への期待感。背景には、多様化する消費者ニーズに応えるIoTの台頭、食料危機やフードロスに対する課題感、主に先進国の高齢化に伴うヘルスケア需要の急増など、さまざまな要因があるようです。前編ではフードテックの分類や、新しい食の価値の創造ができるなど、基礎知識とポテンシャルを紹介。後編ではより具体的に、IoT家電と連携して、食のパーソナライズ化を進める注目サービスや、省人化を実現するロボティクスの導入事例、今後国内では高齢者向けや単身者向け、防災・災害時に向けたフードテックが求められることなどを紹介しました。
<第1位>
掲載日:2020.01.21
言語や国籍を超えてグローバルに活躍する「バーチャルインフルエンサー」の可能性
若い世代の共感を誘う仕掛けは“ファンとの共創”
「バーチャルインフルエンサー」とは、InstagramなどのSNSを中心に活躍する、CGで作られた架空の人物。リアルとバーチャルの境目に存在する彼らがいま、通常のインフルエンサーと同等かそれ以上の影響力を持つ情報発信源として、存在感を見せています。近年のテクノロジーの進化によって「人間らしさを追求しながらも、若干のCGっぽさを残す」というバランスのとれたカッコいいモデルが実現。人気や注目度を高める契機となりました。実際に運用されているアカウントを通して、支持される背景や、インバウンドとの相性もいいなどのPR活用のメリット、その先にある実在する人物のバーチャル化「バーチャルヒューマン」という未来像は、多くのユーザーの好奇心を刺激し、見事BAEの2020年上半期、最大のヒット記事となりました。
以上、BAE 2020アクセスランキング「上半期ベスト10」でした。
これまで以上に、ソリューション系の記事が人気を博した上半期ランキング。背景には、テクノロジーの進展とともに、デジタルシフトが進む社会事情も大いに影響しているのではないでしょうか。
今後もBAEは「プロモーション×デジタルの未来を届けるメディア」として、最新テクノロジーや生活者インサイト、世の中のトレンドなど、さまざまな視点からプロモーションのヒントをお届けしていきます。
さて、下半期はどんな記事がランクインするのでしょうか。次回もぜひ、お楽しみに!